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「苦手をなくす」だけではなく、その子が安心して参加できる形を 一緒に考える支援を大切にしています

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お子さまの中には、音にとても敏感で、特定の音を聞くと強い不安を感じたり、パニックになってしまったりする子がいます。

周りから見ると、
「急に崩れてしまった」
「嫌がっている」
ように見えることがあるかもしれません。

でも実際には、本人の中では
どうしようもない不安やつらさ
が大きくなっていることがあります。

私たちは、そうした姿に出会ったとき、
ただ「慣れさせる」「我慢させる」という形ではなく、
どうしたら安心して過ごせるか、どうしたら自分で対処しながら参加できるか
を大切に考えていきたいと思っています。


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特定の音を聞くと、パニックになってしまうお子さまがいました

あるお子さまは、音に対して強い敏感さがあり、特定の音を聞くとパニックになってしまうことがありました。

そのため、日常のさまざまな場面で不安が強くなりやすく、
音がある活動や場面に向かうこと自体が難しいこともありました。

周りから見れば「音が苦手」という一言でまとめられるかもしれません。
でも実際には、

  • どんな音が苦手なのか
  • どのくらいの大きさだとつらいのか
  • 予測できない音が苦手なのか
  • 不安の高まり方はどうか
  • 安心できる人や方法はあるのか

など、丁寧に見ていくことがとても大切でした。


まず最初に大切にしたのは、「この人と一緒なら安心」と思えることでした

このお子さまへの支援で、私たちが最初に何よりも大切にしたのは、
「この人と一緒なら、何かがあっても大丈夫」
と思える関係を作ることでした。

苦手な音への対応を急ぐよりも先に、
まず安心できる人がいること、安心できる関わりがあることが大切だと考えたからです。

音の敏感さが強いお子さまにとっては、
「また嫌な音がしたらどうしよう」
という不安そのものが大きな負担になることがあります。

だからこそ、
何かあっても支えてくれる人がいる、落ち着ける関係がある
ということを土台にしていくことを大切にしました。


苦手な音を避けるだけでなく、「自分で知る」ことにも取り組みました

そのうえで、自立活動やさまざまな場面の中で、
いろいろな音を聞きながら、自分にとって大丈夫な音と苦手な音を知っていく取り組み
を行っていきました。

ここで大切にしたのは、
ただ「慣れること」だけではありません。

  • これは大丈夫
  • これは少し苦手
  • これはとてもつらい

というように、
自分の感じ方を少しずつ整理していくこと
も大切にしました。

苦手があること自体が悪いわけではありません。
でも、自分の苦手が分からないままだと、不安は大きくなりやすくなります。

だからこそ、
自分にとって何が苦手で、どうすれば安心しやすいのかを知っていくこと
も大事な支援だと考えました。


1回で終わるのではなく、繰り返し、いろいろな方法で取り組みました

こうした取り組みは、1回で大きく変わるものではありません。
そのため、さまざまな方法で、継続して時間をとりながら関わっていきました。

その中で少しずつ、お子さま自身の中に
「こうすれば大丈夫かもしれない」
という感覚が育っていきました。

たとえば、イヤマフをつけることで安心しやすいことが分かり、
自分なりの対処法として少しずつ身につけていくことができました。

これはとても大きなことだと思います。

なぜなら、
ただ周りが守るだけではなく、
本人の中に“自分を守る方法”が育ってきた
ということだからです。


少しずつ、パニックではなく落ち着いて対応できるようになっていきました

継続して取り組む中で、そのお子さまは少しずつ変わっていきました。

最初は特定の音でパニックになってしまっていたのが、
次第に、自分にとって苦手な音が聞こえたときにも、
落ち着いて対応すること ができるようになっていきました。

もちろん、苦手な音が好きになったわけではありません。
つらさがゼロになったわけでもありません。

でも、

  • 自分にとって苦手なものが分かる
  • どうすれば安心しやすいか分かる
  • 対処しながらその場にいられる

ということは、とても大きな変化です。


結果として、参加できる活動も広がっていきました

さらに印象的だったのは、音楽を聴いて体を動かすことも苦手だったそのお子さまが、
少しずつダンスやリトミックにも意欲的に参加できるようになっていったことです。

これは、ただ「音に慣れたから」ではなく、

  • 大丈夫な音と苦手な音の区別がついてきた
  • 自分なりの対処法が分かってきた
  • 安心できる土台があった

からこそ、
「やってみようかな」
という気持ちにつながっていったのだと思います。

苦手なことがあると、その分野全体が嫌になってしまうこともあります。
でも、自分の苦手が整理され、安心の方法があると分かることで、
その先にある楽しさや面白さに向かいやすくなることがあります。


苦手を克服することだけが大切なのではないと考えています

私たちは、苦手を少しずつ軽くしていくことも大切だと思っています。
でも、それと同じくらい大切なのは、

自分の苦手を理解し、どう対応すればよいかを知りながら参加できること

だと考えています。

すべての苦手をなくすことだけを目指すのではなく、

  • 自分にとって何が苦手かを知る
  • どうすれば安心しやすいかを知る
  • 必要な方法を使いながら参加する
  • その中でできることや楽しめることを増やしていく

こうしたことも、とても大切です。

これは、今だけではなく、これから先の生活の中でも大事になっていく力だと思います。


SHIPが大切にしている支援

このエピソードの中にも、SHIPが大切にしている支援の考え方が表れているように思います。

私たちは、

  • まず安心できる関係を作ること
  • 表に見えている困りごとだけでなく、その背景を丁寧に見ること
  • 苦手な部分だけでなく、その子全体を見ること
  • 一人ひとりに合った具体的な支援を考えること
  • 小さな変化や対処の力も大切にすること
  • 継続して関わりながら育ちを支えること

を大切にしています。

そして、
「できないことをなくす」ことだけではなく、その子がその子らしく安心して参加できる形を一緒に作っていくこと
を大事にしたいと考えています。


児童発達支援SHIP中央市・SHIP笛吹では、児童募集を行っています

児童発達支援SHIP中央市、そしてSHIP笛吹では、児童募集を行っています。

たとえば、

  • 音や感覚の敏感さが気になる
  • 不安が強く、初めてのことに向かいにくい
  • 切り替えや参加が難しい
  • ことばややりとりが気になる
  • 就学前に少しずつ土台を作っていきたい
  • 家での関わり方も含めて相談したい

という方は、ぜひ一度ご相談ください。

中央市周辺の方はもちろん、笛吹市周辺の方も、
お子さまの発達や毎日の困りごとについて、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

「まだ利用するか決めていない」
「まずは話を聞いてみたい」
という段階でも大丈夫です。

お子さまの今の姿を丁寧に見ながら、
どんな支援や関わり方が合いそうかを一緒に考えていけたらと思います。


見学・ご相談受付中

児童発達支援SHIP中央市
児童発達支援SHIP笛吹

では、見学・ご相談を受け付けています。
お子さまの発達や毎日の関わり方について気になることがある方は、お気軽にお問い合わせください。

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