「小学校に入るまでに、どんなことができていたらいいのだろう」
「落ち着いて座っていられるか心配」
「お友だちとの関わりや先生の話を聞くことが不安」
このように、就学前になるとさまざまな不安を感じる保護者の方は多くいらっしゃいます。
特に、発達が気になるお子さまの場合は、
「今のままで大丈夫かな」
「小学校に入って困らないかな」
と心配が大きくなりやすい時期でもあります。
ただ、就学準備は「ひらがなが読める」「数字が書ける」といった学習面だけではありません。実際には、生活面、気持ちの切り替え、ことばでのやりとり、人との関わりなど、毎日の生活につながる力がとても大切です。
この記事では、中央市・昭和町・甲府周辺で就学準備について考えているご家庭に向けて、小学校入学前に大切にしたいポイントを7つに分けてお伝えします。
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1.座る・待つ・話を聞く力
小学校生活では、先生の話を聞く時間、席に座って活動する時間、順番を待つ時間が増えていきます。
そのため、「少しの時間でも座れる」「声かけがあると待てる」「見通しがあると話を聞きやすい」といった土台を少しずつ作っていくことが大切です。
もちろん、入学前に完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、お子さまにとってどのような環境なら落ち着いて取り組みやすいのかを知ることです。
たとえば、
- 短い時間なら座っていられる
- 好きな活動なら集中しやすい
- 大人がそばにいると安心できる
- 見通しがあると切り替えやすい
このような特徴がわかるだけでも、就学準備としてとても意味があります。
2.自分の気持ちや要求を伝える力
学校生活では、「わからない」「手伝ってほしい」「トイレに行きたい」「いやだった」など、自分の状態や気持ちを周囲に伝える力が大切になります。
言葉で伝えられることが理想ではありますが、必ずしも言葉だけである必要はありません。
- 指差し
- 表情
- ジェスチャー
- 絵カード
- 大人のところに来る
こうした方法も含めて、「困ったときに誰かに伝えられる」ことが大切です。
伝える力は、トラブルを減らすだけでなく、お子さま自身の安心にもつながります。
3.生活動作の基礎を育てること
就学準備では、着替え、排せつ、持ち物の管理、食事、片づけなどの生活面も大切です。
ただし、ここで気をつけたいのは、「全部一人でできること」だけを目標にしないことです。
大切なのは、
- 流れがわかる
- 声かけがあると動ける
- 一部は自分でやろうとする
- 手伝いを受けながら参加できる
といった段階を見ながら、少しずつ自立につなげていくことです。
就学前は、「できないこと」ばかりを見るのではなく、「どこまでならできるのか」「何があるとやりやすいのか」を見ていくことが重要です。
4.気持ちや行動の切り替え
遊びから次の活動へ移ること、好きなことをやめること、予定変更に対応することが苦手なお子さまは少なくありません。
小学校では、時間割に沿って行動する場面が増えるため、切り替えの力は大切なポイントの一つです。
たとえば、
- 終わる前に予告する
- 次にやることを見える形で伝える
- 終わりの合図をわかりやすくする
- 好きな活動のあとに取り組みを入れる
このような工夫を積み重ねることで、切り替えやすくなることがあります。
切り替えが難しいこと自体が問題なのではなく、「どうしたら切り替えやすいか」を見つけていくことが大切です。
5.人との関わりの土台
就学準備というと、「お友だちと仲良く遊べるか」が気になる保護者の方も多いと思います。
もちろん友だちとの関わりも大切ですが、その前に大事なのは、人とのやりとりの土台です。
たとえば、
- 大人からの声かけに反応できる
- 大人と簡単なやりとりができる
- 同じ場に一緒にいられる
- ルールのある遊びに少し参加できる
こうした土台があることで、学校生活での関わりも広がっていきます。
最初から「友だちとうまく遊べる」ことを目指すのではなく、安心できる大人との関係の中でやりとりの経験を重ねることが大切です。
6.手先や体の使い方
鉛筆を持つ、線を引く、はさみを使う、椅子に座る、ランドセルや荷物を持つ。
こうした学校生活の動きには、手先や体の使い方が関係しています。
「書ける・書けない」だけで見るのではなく、
- 姿勢を保てるか
- 力の入れ方はどうか
- 目で見たものと手の動きを合わせやすいか
- 道具を扱うことに抵抗がないか
といった土台を見ていくことが大切です。
無理に文字練習ばかりを進めるより、遊びや活動の中で体や手先を使う経験を増やすことが役立つ場合もあります。
7.保護者が一人で抱え込まないこと
就学準備でとても大切なのは、保護者の方が一人で悩みを抱え込まないことです。
周囲のお子さまと比べると、不安になることは自然なことです。
しかし、お子さまの発達や成長には個人差があります。
大切なのは、比べることではなく、その子に合った準備を考えていくことです。
- 何が不安なのか
- どんな場面で困りやすいのか
- どんなときはうまくいくのか
- 今からできることは何か
これらを整理するだけでも、見通しが立ちやすくなります。
就学準備で不安がある方へ
児童発達支援SHIPでは、お子さま一人ひとりの発達や特性を丁寧に見ながら、就学に向けた土台づくりを支援しています。
- 落ち着いて取り組む力
- ことばでのやりとり
- 切り替え
- 生活面の自立
- 人との関わり
- 就学前の不安への相談
こうした内容について、個別にご相談いただけます。
中央市だけでなく、昭和町、甲府市、南アルプス市、甲斐市、市川三郷町周辺の方からのご相談も歓迎しています。
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