小学校入学が近づくと、保護者の方の中には、これまでよりもはっきりとした不安が出てくることがあります。
「先生の話を聞けるかな」
「集団の中でやっていけるかな」
「困ったときに伝えられるかな」
「生活面で困らないかな」
特に、発達が気になるお子さまの場合は、就学前の時期に不安が強くなりやすいものです。
ただ、ここで大切なのは、「できていないところを探す」ことではありません。
今のお子さまの姿を整理し、どんな支援や工夫があれば生活しやすくなるのかを考えることが大切です。
今回は、就学前に見ておきたいポイントを、保護者の方にもわかりやすいチェックリストの形でまとめました。
受付:24時間 / 返信:9:00〜20:00(土日祝も対応)
就学前チェックリスト
1.名前を呼ばれたときに気づきやすい
名前を呼ばれたときに、毎回でなくても反応できる場面があるかどうかは大切なポイントです。
小学校では、先生からの呼びかけや全体への声かけに気づけることが生活の土台になります。
2.簡単な指示が通りやすい
「座ろう」「かばんを持とう」「終わったら片づけよう」など、短い指示が伝わりやすいかを見ておきたいところです。
言葉だけでは難しい場合でも、
- 見本がある
- 指差しがある
- 写真や絵がある
- 繰り返しでわかる
このような支えがあると動けることもあります。
3.困ったときに伝える手段がある
「できない」「いや」「手伝って」「トイレ」など、自分の状態を伝える方法があるかは非常に大切です。
ことばだけでなくても大丈夫です。
大切なのは、何らかの形で周囲に伝えられることです。
4.活動の切り替えができる場面がある
好きな遊びを終わりにする、次の予定に移る、待つ、順番を守る。
これらが毎回うまくいく必要はありませんが、「予告があるとできる」「見通しがあると動きやすい」などの条件が見えてくると、支援の方向がわかりやすくなります。
5.短い時間でも座って取り組める
就学前には、長時間集中できるかどうかよりも、短い時間でも取り組める経験があるかが大切です。
- 好きな課題なら取り組める
- 大人と一緒なら座れる
- 短時間なら参加できる
こうした積み重ねが就学後につながっていきます。
6.身の回りのことに参加しようとする
着替え、持ち物の準備、片づけ、食事、排せつなど、生活面への参加も大切です。
まだ一人で難しいことがあっても、
- やろうとする
- 声かけで動ける
- 一部は自分でできる
という姿があることは大きな土台になります。
7.大人とのやりとりがしやすい
学校生活では、先生とのやりとりがとても重要です。
そのため、まずは大人と安心してやりとりできるかを見ていくことが大切です。
8.苦手な場面を把握できている
大きな音、初めての場所、待ち時間、集団、書く活動など、お子さまによって苦手な場面は異なります。
苦手を把握しておくことで、
- 事前に伝える
- 環境を整える
- 活動の順番を工夫する
- 支援の仕方を考える
ことがしやすくなります。
9.好きなこと・得意なことがある
就学準備では、苦手なことばかりに目を向けるのではなく、好きなことや得意なことを把握することが大切です。
好きなものは、安心して参加できる入口になります。
得意なことは、自信につながります。
そこから新しいことに広げていくこともできます。
10.保護者が相談できる先を持っている
これもとても大切です。
就学前の不安を家庭だけで抱え込むと、心配は大きくなりやすくなります。
園、支援機関、児童発達支援など、相談できる先があるだけでも、見通しが立ちやすくなります。
チェックがついたから「だめ」ではありません
このチェックリストは、できないところを探すためのものではありません。
お子さまの今の姿を整理し、今から何を大切にしていくとよいかを考えるためのものです。
就学前は、不安になりやすい時期です。
でも、不安があるからこそ、早めに相談し、整理し、必要な準備につなげていくことができます。
SHIPでできること
児童発達支援SHIPでは、一人ひとりのお子さまに合わせて、
- ことばのやりとり
- 切り替え
- 生活面の土台づくり
- 落ち着いて取り組む力
- コミュニケーション
- 就学前相談
などを大切にしながら支援を行っています。
中央市の方はもちろん、昭和町、甲府市、南アルプス市、甲斐市、市川三郷町周辺の方からのご相談も受け付けています。
お問い合わせはこちら
就学前の不安や発達について気になることがある方は、児童発達支援SHIPまでお気軽にご相談ください。見学・ご利用相談を受付中です。
受付:24時間 / 返信:9:00〜20:00(土日祝も対応)

