子どもと家族の「これから」を一緒に考える仕事です
子どもの発達が気になる。
園や学校での困りごとが増えてきた。
福祉サービスを利用したいけれど、何から始めればよいのかわからない。
今の支援が本当に合っているのか不安がある。
将来を見据えて、早めに整理しておきたいことがある。
障害児相談支援は、そうしたご家族の悩みに向き合い、必要な支援を整理し、つなぎ、継続して見直していく仕事です。児童福祉法上、障害児相談支援は「障害児支援利用援助」と「継続障害児支援利用援助」を行うものと位置づけられています。
私たちは今、障害児相談支援に携わる仲間を募集しています。
この仕事は、単に制度を説明する仕事ではありません。
書類だけを作る仕事でもありません。
子ども本人のことを見て、家族の思いを受け止め、園・学校・事業所・行政などとつながりながら、その子に合った支援の形を一緒に考えていく専門職です。
「支援の入口を整える人」であり、同時に「支援がずれないように見続ける人」でもあります。
目の前の困りごとだけを見るのではなく、子どもの生活全体、家族の負担、将来の見通しまで含めて考える。
それが、障害児相談支援の大きな役割です。
障害児相談支援の仕事とは
障害児相談支援では、子どもや保護者の状況を丁寧に確認しながら、必要な福祉サービスや支援の方向性を整理していきます。指定障害児相談支援の運営基準では、相談支援専門員は計画作成後も障害児・家族・関係事業者等と継続的に連絡を取り、モニタリング期間ごとに居宅で面接を行い、その結果を記録することが必要とされています。記録は5年間保存が必要です。
つまりこの仕事は、
「利用開始前に計画を立てて終わり」ではありません。
実際には、
- 保護者の不安や困りごとの整理
- 子どもの状況や生活全体の把握
- 福祉サービス利用に向けた計画作成
- 事業所や関係機関との連携・調整
- 利用開始後のモニタリング
- 必要に応じた計画の見直し
- 家族への情報提供や助言
といった、継続的で実践的な支援が求められます。こども家庭庁の基準解釈でも、相談支援専門員は障害児の心身の状況や置かれている環境、本人・家族の選択、インクルージョンの観点を踏まえ、必要な情報提供や助言を行うことが求められています。
この仕事の本質は、制度運用ではなく、子どもと家族の生活を現実に沿って支えることです。
この仕事の難しさと、やりがい
障害児相談支援は、簡単な仕事ではありません。
保護者の思いと、園や学校の見立てが一致しないこともあります。
必要な支援があっても、地域資源が十分ではないこともあります。
子どもの状況が変わり、当初の計画を見直さなければならないこともあります。
制度上は進められても、家庭の生活にはそのまま乗らないこともあります。
だからこそ、表面的な対応では務まりません。
話を聞く力だけでも足りません。
制度理解、アセスメント、連携、記録、調整、説明、信頼関係づくり、そのすべてが求められます。
ただ、その分だけ大きなやりがいがあります。
最初は不安そうだった保護者が、「相談してよかったです」と言ってくださること。
子どもに合った支援が整理され、家庭や学校での混乱が少しずつ減っていくこと。
関係機関の連携が進み、子どもの生活が前に進んでいくこと。
支援の方向性が見え、ご家族が将来に対して少し安心できるようになること。
障害児相談支援は、目立つ仕事ではありません。
しかし、支援全体の質を左右する、とても重要な仕事です。
私たちが大切にしている障害児相談支援
私たちは、障害児相談支援を「計画を作るための窓口」とは考えていません。
本当に大切なのは、子ども本人と家族にとって、実際に役立つ支援になっているかです。
そのために大切にしているのは、次のような姿勢です。
1. 家庭の現実に合った支援を考えること
理想論だけでは、支援は続きません。
保護者の就労状況、送迎、兄弟姉妹、家庭の負担感、学校との関係など、実際の生活を見ながら支援を組み立てることが必要です。
2. 子どもの困りごとだけでなく、強みも見ること
支援は「できないこと探し」ではありません。
得意なこと、安心できること、伸ばせる力を見ながら考えることが大切です。
3. 関係機関とつながり、支援を動かすこと
相談支援は、ひとりで完結する仕事ではありません。
事業所、園、学校、行政、医療などとの連携を進め、支援が現場で機能するよう整える役割があります。
4. 継続して見直すこと
子どもは成長します。
家庭の状況も変わります。
だからこそ、一度作った計画を固定せず、必要に応じて見直し続けることが大切です。
どんな方に来ていただきたいか
私たちがご一緒したいのは、単に資格を満たしている方だけではありません。
もちろん、配置にあたっては制度上の要件が必要です。厚生労働省の制度資料では、指定障害児相談支援事業所ごとに専らその職務に従事する相談支援専門員を置くこと、また相談支援専門員は初任者研修や5年ごとの現任研修などの研修制度の対象であることが示されています。
そのうえで、私たちが重視したいのは、次のような姿勢です。
- 子どもと家族の生活を想像しながら考えられる方
- 表面的な対応で終わらせず、背景を見ようとする方
- 連携や調整を面倒がらず、丁寧に進められる方
- 記録や制度理解も含めて、専門職として成長したい方
- 支援を「やっているつもり」で終わらせず、実際に役立つ形にしたい方
障害児相談支援の経験が豊富な方はもちろん歓迎です。
一方で、児童発達支援、放課後等デイサービス、保育、教育、相談業務などの経験をもとに、相談支援へ専門性を広げていきたい方にも、非常に意味のある仕事だと思います。制度上の実務経験や研修要件は個別に確認が必要ですが、厚生労働省の資料では相談支援専門員の実務経験要件の考え方も整理されています。
この仕事は、こんな方に向いています
障害児相談支援は、スピードだけで進める仕事ではありません。
一方で、考えるだけでも進みません。
丁寧さと実行力の両方が求められます。
たとえば、こんな方に向いています。
- 人の話を聞くだけでなく、整理して次の一歩につなげることが好きな方
- 子ども支援の現場経験を、より広い視点で活かしたい方
- 家族支援や地域連携に関心がある方
- 「この子に合う支援」を本気で考えたい方
- 書類業務も現場支援の一部として前向きに捉えられる方
- 支援の質にこだわりたい方
逆に、制度だけを回したい方や、対話や調整をできるだけ避けたい方には、正直に言って向かない仕事です。
障害児相談支援は、相手の状況を見て、考え、つなぎ、調整し続ける仕事だからです。
最後に
障害児相談支援は、子ども本人のための仕事であり、ご家族のための仕事であり、地域の支援の質を底上げする仕事でもあります。
目の前の悩みを整理し、必要な支援につなぎ、支援がずれないよう見直し続ける。
その積み重ねが、子どもと家族の安心につながっていきます。
この仕事は、派手ではありません。
ですが、確実に意味があります。
もしあなたが、
子どもと家族の生活に本当に役立つ支援をしたい、
制度を回すだけでなく、支援の質に向き合いたい、
相談・連携・調整という専門性を磨きたい、
そう考えているなら、ぜひ一緒に働いていただきたいと思います。
まずは見学やお問い合わせからでも構いません。
仕事の内容や働き方について、丁寧にご説明いたします。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
障害児相談支援の相談支援専門員を募集しています
募集職種:障害児相談支援専門員
雇用形態:正社員
勤務地:山梨県中央市または笛吹市
応募要件:相談支援専門員の配置要件を満たす方
お問い合わせ方法:下記のボタンよりお問い合わせください。

